マインドフルネス研修を実施

概要

ストレス耐性を高める訓練である、マインドフルネスの研修を実施しました。マインドフルネスは、その効果からグーグルなどの世界的企業でも取り入れられていることで有名です。

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、「瞬間瞬間への気づき」を意味しています。例えば、我々は普段は呼吸の出入りを意識しません。だからいつ呼吸が入ったかも、いつ呼吸が出たかも分かりません。無意識なのです。でも、意識を向けようとすれば、それに気づくことができます。「今呼吸が出た」「今呼吸が入った」と。この気づきがマインドフルネスです。

マインドフルネスの効果

 オランダのトゥウェンテ大学の心理学者スパイケルマンは、マインドフルネスをしたグループとしないグループに分けて、その差を調べました。その結果マインドフルネスをしたグループだけで、抑うつ、不安、ストレスが改善され、幸福度が高まっていました。特にストレス減少に大きな効果が見られました。

 またアメリカの心理学者エイキンス博士の研究でも同じように、ダウ・ケミカル社の従業員88人に対しマインドフルネスの訓練グループと訓練なしグループに分けて、その差を調べました。訓練グループでは、1回1時間のセッションを8週にわたって毎週実施し、セッションの間にマインドフルネスを自分で実施しました。8週間後、訓練グループでは次の表のような変化が見られました。

自己認識しているストレスレベル30%低下
高いストレスを感じた回数50%低下
レジリエンス(回復力)13%向上
職場のエンゲージメントと活力15%向上
燃え尽き症候群50%低下
食事の選び方統計的に有意な改善

実施風景

感想

この記事を書いた人

堀口寿人

日本メンタルキャリアアップ協会会長。組織のメンタル支援の専門家。ドラマ化された心理カウンセラー長谷川泰三氏への弟子入りを経て、臨床心理学の大学院を修了。

現在、精神科の心理師兼寿心理オフィス代表。これまで自治体、一般企業、介護施設、民間団体などでの支援実績あり。経験した臨床現場は500以上。

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